超能力を手に入れた高校生になった夢を見たwwwその結末は?

ある時、僕は夢をみました。
きっと一瞬の夢だったのだと思います。
でも、僕はその中で僕ではない
まったく違った男の人生を体験しました。

まるで、僕の魂だけが抜け出して
その男に入り込んだように。
確かに僕は僕であったのですが身体や感覚、とりまく環境が大きく違いました。
僕の身体じゃない
他人の身体で感じる事すべてが異質で
世界そのものがまるで別物に感じたのです。

くだらない夢ですがお話させてください。
男は超能力者で、
普段はその能力を隠しています。
普通の男として暮らしています。
普通の共学制の高校に通っています。

…名前がないと不便なので今きめましょうか。
力のある人、力人(りきと)と呼ぶ事にします。

力人は超能力を隠す事がすごくストレスで
誰もいない山奥にいっては力を開放します。

たまに力を開放しないと大きすぎる力が精神や身体を壊してしまうのです。
拳くらいの石がゴロゴロある河原の奥には
なだらかで静かに流れる川が流れています。

大きな針葉樹がいくつも生え、遠くには人が足を踏み入れた事のない山々が
濃い緑色でザワついている。
そんな田舎の山奥で力人は力を開放するのです。

まっすぐに立ち首をそらし空を睨みます。
指先までピンと張り詰めた両手をゆっくりと開きます。
飛行機の羽のように、です。

力人の両足は地面から離れ空に浮かび上がります。
優雅に大きな弧を描いて
川の上空を旋回するのは最高の気分です。
川が万年筆くらい細くみえる高空から一気に急降下します。
川面のスレスレで上体を大きく反らし
急上昇して、そのまま加速します。
視界が周りから黒くなってきて
前方はサッカーボールくらいの視野になります。

すごいスピードです。
その時、遠くの悲鳴が聞こえました。
…ちょっと変な展開ですが笑わないでください。
 
大きなきっかけとなった夢ですので。
高校の体育館に大きな宇宙船が現れて次々に高校生達を吸い込んでいる、その惨劇の悲鳴をキャッチしたのです。
直接、脳に悲鳴が聞こえてきました。

力人はこの日の為に力があったんだと理解して体育館まで飛びます。
念力で宇宙船の動きを止めながら皆に逃げる指示を飛ばします。
逃げ惑う集団の中に私の姿がありました。

当時、僕が好きだった子の手を引いて
必死で逃げ惑う情けない姿です。
残念な事に力人の念力が力尽き、私も力人も女の子も
大勢の高校生達すべてが宇宙船に吸い込まれてしまいました。

…圧倒的な力の差でした。
まさに絶望です。
そこで目が覚めたのです。

体中に汗をかいて筋肉が痙攣しています。
巨大な宇宙船が怖かったからではありません。
他人の目から見た自分が無力で小さいものだと
知ってしまったのが怖かったのです。


僕はいわゆる『不良』とか『ヤンキー』と言われる
『規格外品』として生きているどうしようもない人間でした。
髪の毛は金髪で長い学生服と太いズボンを履いて、肩を怒らせて歩いている恥ずかしい人種です。
周りを威圧する事でしか自分を守れない人間でした。

…今思い返しても恥ずかしい限りです。
できれば思い出したくも口に出したくもありません。
周りの人間から一目置かれていると勘違いしていました。

それが、他人の目からみたら『その他大勢』という風にしか見えなかったのです。
力人は僕を助けようともしませんでした。
視界に入ったのを認識した、その程度でした。

「結局なにが言いたいんですか?過去の後悔ですか? 意味が解りませんよ」
…すいません。

僕の受けた恐怖を少しでも伝えたくて
長いお話になってしまいました。
解ってしまったのです。
他人は自分に興味がないと、言う事を。

偶然にも夢の中で他人になった時に
他人が自分を見た時の感情を知ったのです。
『その他大勢』にしか見えないという事を。

いきがっていた僕は自分が中心だと思っていました。
でも、他人からみたら興味がないのです。
しかも、不良ですので興味がないどころか嫌われ者です…
夢の中でしか女の子の手を握れない小さな男なんです。

この夢は大きなきっかけとなりました。
それぞれの人は自分の世界を持っていて
他人にあまり興味がないという事に気づいたのです。



人はみんな物語の主人公になりたいと思っている

僕が僕を伝える手段が全て間違っていました。
僕は必死に自分の強さや怖さ、武勇伝を伝える事をやってきたのですが
その間違いに気づいたのです。

興味のない人にどれだけ
何を言われても興味がないのだから
心に響きませんよね。

まさに押し売りです。
求められていないのです。
拒絶しかありませんよね。

あなたはどうですか?
誰かに自分をアピールする時に
自分で勘違いしている『自分の魅力』を押し売りしてませんか?
誰かに武勇伝や自慢をされた時に
「うるさいなあ、興味ないんだけど」
と思った事はありませんか?

昔の僕は両方当てはまります。
正直な話、あなたはどうでしょうか?
絶対に嘘をつかないでください。

ここで自分を認めなければ
女性も幸せもお金もすべて
絶対にあなたにはつかめません。
逆タマどころか仕事で失敗を繰り返しリストラされてしまいお金もなくなり
彼女なんかできるはずもなく
薄く湿った布団の中で小さくうずくまる人生になります。

いいですか?

僕には絶対に嘘をつかないで正直に答えてください。

あなたは過去の僕と同じように他人の話を聞きたくないくせに
自分の自慢話を聞いてもらいたいと思っていますね?

「実は僕もそうです。自慢や愚痴や武勇伝を語りたいくせに人の話は聞きたくないと思ってしまいます」

…ありがとうございます。
あなたは自分を認めるという偉大な一歩を踏み出しましたね。

…そうですね。
僕もそうでした。
安心してください。
みんなそうなんですよ。

地球上のほとんどの人間が
わたしの話を聞いて欲しい、わたしを主人公にしてほしい
そう思っています。

あれ?
みんなが思っているという事は
逆の事をやれば何かが起きそうな気がしますね。

なにかが掴めそうな気がしませんか?
みんなが求めている事が解ったのですよ?
もう一度みんなの心の声を聞いてみましょう。
「わたしの話を聞いて欲しい、わたしを主人公にしてほしい」

解りましたか?

もう少しだけ詳しく聞いてみましょうか。
「わたしの話をみんな聞いて欲しい、わたしが主人公なのだから。これはわたしの物語なのだから」

どうですか?

そう。
みんなが自分の物語の主人公なのです。

あなたも、僕も、あの子も。
みんながそれぞれの物語の主人公だったのです。

もしも、主人公より目立つ存在があると
主人公は主人公じゃなくなってしまいますね。

この世界に産まれてきた価値を見失ってしまいます。
「理解できましたが具体的にどうすればいいのですか?」
もう答えは書いていますが詳しく言いましょう。

あなたは相手の話を聞いて
物語がいかに素晴らしいか賞賛すればいいのです。

みんなが求めています。
みんなが自分の物語は素晴らしいと思っています。
あなたは相手の物語に魅入られていると伝える事が必要です。

サブコンテンツ

このページの先頭へ