女性とのロマンチックな別れ方について教えて!

夏の終わりにセミの声が変わった。
ジンジンと自分の命を削って鳴いていたセミたち。
影のない灼熱の世界でまるで一瞬しかない命を
解っているかのように鳴くセミ。

その声が変わった。
ある日突然に変わったわけじゃあない。
きっと徐々に変わっていたんだろう。
夏の余韻に忍び寄る秋に
何を思ってか泣くセミたち。
その変化はあまりにゆっくりで僕には解らなかった。
一雨ごとに夏の熱気を奪い去ってゆく雨。
もう、むせ返るような暑くて
希薄な空気はどこを探しても見つからない。
いつのまにか伸びている。

アスファルトに焼き付いたような僕の影はどこか他人のような気がする。
高く、遠く、まるで喜望峰のように浮かんでいた白い雲。
山の影まで力なく降りてきている。
雲の城、黒い山と朱色の空と他人のような長い影だけ。
あの日々は僕の影に隠れているだろうか。
そっと手を伸ばして触れてみる。
確かめたくて。
近づくと影の輪郭はあやふやで僕を不安にさせる。

滲んだ影のそれでも真っ黒なところを両手ですくってみる。
確かに僕の両手にはあの日々があった。
なくす事ない日々。
夏の日々。
小さな頃、僕は夏が嫌いだった。
おばあちゃんの家で過ごす夏休み。

朝から田んぼの畦道を走り回って探検していた夏休み。
カブトムシやセミを必死に探し回った夏休み。
優しく厳しいおばあちゃんと一緒になって書いた絵日記。
毎日なんか書けなくて最後の日に一気に書いたっけ。
おばあちゃんは古新聞から調べて天気を教えてくれたっけ。
僕よりも僕の事をしっていた大好きなおばあちゃんと過ごす永遠に続く夏休み。
冷麦をすすって扇風機の前に横になって昼寝して。
暑くて起きると誰もいない。
世界に一人ぼっちになったような寂しさが嫌いだった。
それだけが嫌いだった。
…怖かった。
買物袋を両手にもったおばあちゃんが帰ってくると泣きながら叩いたっけ。
叩いてごめんね

おばあちゃん。
やさしく大丈夫、寂しかったねって言って頭を撫でてくれた。
自転車を立ち漕ぎしてどこまで行けるか挑戦しつづけた夏休み。
帰り道で迷子になってみんなを心配させたっけ。
知らない道
知らない町
世界は果てしなかった。
世界は残酷で朝がくる度に終わりを連れてくる。
また雨が降る。
また何かを奪う雨が。
奪われるものがある人生ってどんなものだろう。
眠って目覚めて。
明日が今日の続きなんて信じられなくて。
眠りたくないそんな夏。

あなたには無くしたくない日々がありますか?



夏休みは好きですか?

名残惜しい、とか後ろ髪ひかれる、なんてそんな気持ちを経験した事ありますか?
そう、夏休みも女性とのデートも同じですね。
別れとはいつも切ないものです。
その別れでこそ奪わなければいけないものがあるのです。
今まで、どのように別れていました?
一日の最後の別れ、どのようにしていました?
「そうですね、普通にバイバイって手を振って、また連絡するって言って…」
ふむ、なるほど。
一日の別れは楽しかった夏休みと同じです。
名残惜しくて切ない最高の瞬間なのです。
できれば次の機会までずっと、あなたを考えてもらいたいですね。

ところで、あなたは映画を見ますか?
ハリウッドの SF 映画は見ますか?
僕は宇宙物が大好きです。
そのハリウッドの SF 映画の最後を思い出してください。
そうですね、エイリアンにしましょうか。

エイリアンとは、未知の地球外文明からの信号をキャッチして
捜査に向かった先で起こる地球外生命との戦いを描いています。
その最後は、リプリーがエイリアンとの死闘でやっと脱出船に乗り込んだところですね。
ノストロモ号の乗員を次々に殺したエイリアンは姿を潜めてやっと脱出できたかに思えます。
ノストロモ号を自爆させる事でエイリアンもろとも宇宙の藻屑にしようとしたのです。
無事に脱出できたかに見えた瞬間、エイリアンの影が…

まるで続編があるかのような幕ですね。
ハリウッド映画の多くは続編を予想させるような終わり方が多いです。
こんな風に見せられたらフラストレーションがたまりますね。
エイリアンは死んだのか?
エイリアンは何者か?
リプリーはどうなるのか?
気になってしかたありません。

続編が発表されたら必ず見るようになります。
消化不良で気持ちが悪いのです。
すっきりしたいのです。
男女の別れも同じで、消化不良で続編を期待させるくらいが良いです。
先ほどの
・ずっと続いて欲しい夏休み
・続編を期待させる

このふたつの要素があれば別れ方が完成します。
次の電話、メール、デートまであなたを思い続けてくれる別れが、です。




あなたと別れるのが名残惜しい!そんな映画の続編のような別れ方を女性としていますか?

ずっと続いて欲しい夏休み
こちらはロマンティックタイムで完成しています。
きっとあなたなら最高の状態を作りあげていると思います。
解りやすく別れ際の会話をお伝えしますね。
ではお話します。
渋谷駅のハチ公口の少し手前、スクランブル交差点を渡ったくらいでの会話です。

私:「今日は楽しかったね…もっと話したいけど
   時間がいくらあっても足りないね?」
みき:「楽しかった!まだまだ話し足りないよねえ?」

私:「時間作るからさ、すぐ連絡するからね」
みき:「うん、待ってるね」

私:「おう、じゃあこっちだからさ、気をつけて帰ってね?」
みき:「はい、ありがとう、じゃあねえ!」

振り向いて改札に行こうとするみきちゃんの手をとって
私:「あ、ごめん、忘れてた
   もう一度顔見せて?」
みき:「え?うん…」

私:「ん、じゃあ気をつけてね…」
みき:「…うん、じゃあね?」

さて、どうですか?
ちょっと見ると普通の別れ方ですね。
はい、そのとおりです。
普通にバイバイしただけです。
しかしここにハリウッド SF 映画の要素が入っています。

解説しましょう。


みき:「はい、ありがとう、じゃあねえ!」
振り向いて改札に行こうとするみきちゃんの手をとって
私:「あ、ごめん、忘れてた
   もう一度顔見せて?」
みき:「え?うん…」
私:「ん、じゃあ気をつけてね…」
みき:「…うん、じゃあね?」
どうですか?
解りますか?
一度改札に向かったみきちゃんを手をとって振り向かせていますね。
手に触れる意味、覚えていますか?
そう、言葉では伝えきれないあふれる気持ちの表現です。

普通に声をかけて振り向かせたのではまったくもって意味がありませんね。
気持ちが溢れていると手を触れる事によって伝える必要があるのです。

そして
私:「あ、ごめん、忘れてた
   もう一度顔見せて?」
何を忘れてたのでしょうか?
実際には何も忘れていませんね。
顔をよく見る、 その行為をしたかったと表現しているのです。
さっきはできなかったけどしっかりと顔を心に焼き付けたい、
その行為を忘れるところだったという事ですね。

すると女性はどう思うでしょうか?
見てみましょう。
みき:「え?うん…」
通常の生活で顔をじっくり見せてくれ なんて要求はそうそうありません。
それだけでもドキドキします。

さっきあれだけ盛り上がったのですしもしかしたら接吻されちゃうかも、なんて淡い期待も抱いているでしょう。
ちょっと困ったような、でも怖いもの見たさのような少女のような表情になっているはずです。

そして

私:「ん、じゃあ気をつけてね…」
みき:「…うん、じゃあね?」
この「ん」である事をしています。
あなたなら何をしますか?
「キスもしてないようですし、抱きしめてもないし…私さん、どうしたらいいのか解りません…」
そうですね、
確かに接吻も抱擁もしません。
大体、渋谷の駅前でそんな事をやって 知人に見つかったらどうします?
あなたがあなたの知人に見つかるのは しょうがないのですが 彼女にも事情があるのです。
僕は人前では絶対に 見られて困るような行動はしません。

では一体何をしたのでしょう?
答えは、
何もしていない
です。

ただ手を握って振り向かせて 目を見つめてニコリと微笑んだだけです。
目を細めて
口元を緩めて
愛しいものを見つめる表情で。

今日という日を 心に焼き付けようと 微笑んだだけです。
それと同時に 握った手に力を込めました。
あふれる気持ちを ぎゅっと握って伝えたのです。
これだけです。

これが
続編を期待させる
です。
次のデートでは何かが起こるかもしれない、そんな何かを期待させる別れです。
これでみきちゃんはずっと僕の事を考えるようになりました。
僕が電話したら喜んで次のデート日を決めてくれます。
もしかしたら向こうから誘いがあるかもしれません。
物足りない、 最後のピースがない、 なんだかスッキリしない。
そんな映画のような別れ方。
あなたはしていましたか?


これは僕のパターンですのであなたのキャラにあった表現を考えてみてください。
僕は僕の見た目がインテリヤクザだって事を知っているからこそなのです。
そんなちょっと怖そうな人が愛しい表情で微笑んでくれる
ギャップの要素を含んだ別れ方なのです。

女性との一日は長いようで短い夏休みと同じです。
楽しいけれどちょっぴり寂しく切ない別れが必ず来ます。
あなただけが思っているのではなく女性も同じように感じています。

同じように この楽しい時間を 名残惜しいと感じています。
同じように 足りない最後のピースを 埋めようとしています。
続編に続くような素敵で消化不良な別れをしてください。






夏の終わりに

人との関係性は終わる事のないものです。
理解する事がゴールではありません。
お金持ちなる事でもありません。
死ぬ瞬間がゴールです。
あなたの物語はそこで終わります。
死ぬ瞬間にしか解らないのです。

人生で何をしてきたのか…
誰を幸せにしてきたのか…
人生のエンドロールで解るでしょう。
その時がゴールです。

僕は幸せになりたいと思っています。
好きな車や好きなバイクに乗って好きな奴らと大騒ぎして。
奥さんと子供とできれば沢山の孫と大変だけど楽しい人生にしたいと思います。
それが僕の幸せだと思います。
あなたにもそうなってほしいのです。
あなただけの幸せを手に入れてほしいのです。
人生のエンドロールでスタンディングオベーションを
好きな仲間全員で行いたいのです。
その為には様々なものが必要です。

仕事、収入、
彼女、仲間。
あなたの手元には何がありますか?
すでに手に入れているものはありますか?
僕は、この会話技術でお金と妻を手に入れました。
詳しく言えば、若干の収入もです。
この会話技術は女性を口説くためには非常に有効です。

しかし、友だちにも営業にも有効なのです。
僕はこの会話技術でとある大きな会社で日本一を取りました。
人と話すという事には様々な要素が隠されています。
ペンキ屋でもアーティストでもIT でもどんな業種でも
すべては人の心があってのものです。
人の心の動きがなくては 世界は成り立ちません。
僕たちは誰かがプログラムしたロボットではないからです。

決められた事をこなすだけのロボットではないからです。
僕たちは相手の心の中を見る事ができない不便ないきものです。
時には騙し合い、時には憎みあい、それでも人を信じ続ける健気ないきものです。
あなたも僕も。

そんな永遠の謎ともいえる 他人の心を覗く事ができる技術、 そんな技術を僕は伝えています。
人が求めている言葉
人が求めている態度
あなたも手に取るように解るようになります。

僕が長い長い話であなただけに伝えたのはそんな技術なのです。
この世界では人の心だけが本当に価値のあるものだと思います。
本当に価値のあるものだからこそ僕は理解するために全てを注いできました。
何人と喧嘩したか解りません。
何人に騙されたか解りません。

傷つけ傷つけられてやっと手に入れたもの。
それがこの会話技術です。
会話が苦手だった僕。
人が嫌いだった僕。
時には自分で命を絶とうとした時もあります。
人を憎んで殺そうと思った時もあります。
きっとあなたも色々な辛い経験をした事でしょう。
複雑な思いを抱いて生きている事でしょう。

人は世界を細切れにしました。
国境を作り、言葉を分け そしてルールを作りました。
それでも飽きたらずに時間まで細切れにしました。
一年、一ヶ月、一週間
一日、一時間、一秒。
細かくされた世界は全てが溢れかえり大切なものが見えなくなりました。
なんのために産まれてきたのか見失った人で溢れています。
産まれてきた意味、生きていく事の理由を見失った人たち。

何に追われているのかさえ解らずに走り続ける人たち。
あなたも僕も、です。

でも、ちょっとだけ立ち止まって見てください。
空を、街を
そして人を見てください。
悲しみや妬みや苦しみ
そんな中でも光っているものがあります。

小さな喜びや小さなしあわせがあります。
世界は汚濁と清浄がせめぎ合うものです。
それでも世界は輝いています。

あなたは傷ついていますか?
僕の声が聞こえますか?
それでも世界は美しいものです。
心、それだけが全てです。
右手に希望を握ってください。
左手に風を握ってください。
唇には友愛を。
そして、弱い自分を踏みつけて進みましょう。
明日へと。
ちょっとだけ先に僕の背中が見えますね?
無防備な僕の背中が見えますね?
僕はあなたのために道を切り開きました。
次はあなたの番です。
共に行きましょう。
あなたと僕、共に歩きましょう。

僕のエンドロールに登場してくれますか?
あなたのエンドロールに僕は登場できますか?
物語の終着点はまだ見えません。
この長い旅路でどれだけの物語と交差できるのでしょう。
楽しみですね。
素晴らしい物語の始まり。
そのひとつがあなたです。毎日が夏の終わりです。
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