相手に自分を意識させる会話術

相手に意識させるテクニックです。
これはかなり上級テクニックになりますし、どっちかと言うと、一撃必殺的な部分もありますので、覚えておいて損はないと思います。

と言うのも、特に初対面に関して言えば、何が一番大切かと言うと、相手に覚えてもらうこと。
相手にインパクトを与えること。
つまり、相手に意識してもらえるようになることが一番大事です。
人が人を好きになるまでに、大きく分けて3つのステップがあります。
知る⇒興味を持つ⇒好き


ということは、好きになってもらうまでにあなたに興味を持ってもらう必要があります。
もっと言うと、ここでいかにあなたのことを意識してもらう事が出来るかにかかっていると言う事です。
「この人といたら何か居心地がイイ」
「この人は他の人とちょっと違うかも」
「自分を理解してくれるのはこの人だけかも」
そう思わせることができれば、相手との距離は一気に縮まります。

では、そのためにはどうすればいいと思いますか?

どうすれば、あなたに特別感を感じてもらえると思いますか?
それは、ざっくり言うと、自分の可能性を気付かせてあげられる人です。
言いかえると、普段人に言われる“逆”を認めてあげることです。

人は基本的にないものねだりです。
例えば、草食系男子は肉食系男子に憧れます。
メタボな人は筋肉質な人に憧れます。
貧乏な人はお金持ちに憧れます。
口下手な人は会話上手な人に憧れます。

つまり、人は自分が持っていないものを持っている人に惹かれていくのです。
そういう人間の本質を上手く利用したのがこのテクニックです。

じゃあ具体的にどういうことかと言うと、私は以前、自分自身のことを「暗い人」「冷たい人」そう思っていました。
思いこみと言えばそうなのですが、いつも勝手に自分はそんな人間だと決めつけていました。

でも、ある時友達からこう言われました。
「お前って暗そうに見えるけど、実際向き合って話してみると情熱的な人間だよな!」
「なんかこうやって話してると、根はすんごい優しい奴なんだなって思ったわ!」

私の中ではとてつもなく想定外のセリフでした。
特に私の場合は、自分での思い込みが、更に周りにそういうイメージを与えていたのかもしれませんが、普段からよく
「暗いよ、もっと元気だしや!」
「冷たそうよね~」
と言われて、生きていました。

だからこそ、たったその一言だけで、
「この人は他の人と何か違う、ちゃんと自分の事を分かってくれる人なんだ」
「こんな自分を認めてくれている」
そういう感情が吹き溢れてきました。

つまり、良い意味で自分の想像を裏切ってくれる人。
自分にないモノを見てくれている人。
人は普段言われ慣れない事を言われると、一気にその人に対する見方が変わります。

要は、意識するようになるのです。

会話の中で、「この人はこういうタイプの人間だな」
あるいは見た目だけで「こういうイメージの人だな」
というのはなんとなく分かると思います。

そこで、その人の“逆”を突くようなセリフを言ってあげるのです。
人って案外みんな単純です。
たった、これだけで相手から意識されるようになります。
あなたに対しての見方が180度変わります。

なぜなら、普段誰からも言ってもらえない事でもあり、自分が求めていることをズバッと言ってもらえたからです。この本質を覚えておいて下さい。
そして、最もベストな形なのは、相手からそういうセリフを引き出せることです。

例えば、
「オレっていっつも冷たいって言われるからさ~…」
「私ってあんまりキレイじゃないしさ~…」
こういう時は大チャンスです。

なぜかと言うと、そもそも人は何でこういう事を口にだすと思いますか?
一言で言うと、相手から「そんなことないよ!」っていう一言が欲しいから、反論してほしくて、言葉にしてしまうのです。

だから、
「え~全然冷たくないよ!色々話し聞いてたら逆にすごく優しい人って感じるよ!
人って心が顔に現れるって言うでしょ?完全に優しさが顔ににじみでてるやん?」

「なにがなん!むっちゃキレイじゃん!キレイな顔立ちして羨ましいもん!」
こういう感じで返されるとすごく嬉しく感じます。

もし、仮にここで反論されても、相手の本音は更に反論し返して欲しいのです。

ですので、
「いやいや、勝手な思い込みよ!もし、仮に周りがそうだとしても、少なくとも俺だけはそう思ったもん!
「いや、でもそう思ったのは事実やのに!みんなホントはそう思ってると思うよ」
というフォローがあれば、更に信憑性は増します。

この形が決まれば、相手は確実にあなたの事を特別視します。

そして、この性質を知っていれば、応用としてちょっとした時にも使えます。
例えば、こういう言い方をするのです。
「可愛いかキレイかって言うと、どっちってよく言われる?」
「男前かイケメンかって言うと、言われるとすればどっち?」
「肉食か草食か、自分ではどっちだと思う?あるいはどっちって言われる?」
こういう聞き方をして、返ってくる答えの逆を言ってあげるのです。

すると、やはりあなたの事は印象に残ります。
しかし、1点だけ注意点として、明らかに相手が確信を持っている場合
つまり「こう言われたい」っていうのがハッキリ分かる場合はそのまま、それを肯定してあげましょう。
その場合はあえて逆をついて、わざわざ否定をする必要はありません。

ですので、このパターンの一番効果的な使い方は、相手も自分ではどっちか分からない、あいまいな時がベストです。
あいまいということは、自分でも自信がない証拠ですので、ハッキリと伝えてあげましょう。
すると、相手もスッキリするし、自分の想定外を断言されることで嬉しくなってきます。

以上が「相手を意識させる」ためのテクニックでした。
本来会話はテクニック重視のものではないのですが、こういうちょっとした事を「知識」として知っておくと、自分の会話に対する引き出しも増えると思いますので、決して損はないはずです。
ですから、あえて紹介しました。

肝心なのは、今日覚えた知識を実践でいかに意識して使えるかというところです。 何度も言いますが、そういう積み重ねがあなたのコミュニケーション能力を高めていきます。
今やっている事を毎日意識して続ければ、1年後の自分はどうなるか!?
って、考えるだけでワクワクしませんか?
おそらくそれだけ継続できれば、とんでもなく成長できますよ。

逆に、毎日何も考えずにボケーっと過ごせば、どうでしょう?
おそらくそこには、何一つ成長していない、いつもと同じ自分しか待っていません。

これが『意識』を持って生きるということです。
あなたの今後の成長は考え方、意識の持ち方で9割変わります。

人は必ず変われます。
人生に早いも遅いもありません。
ぜひ、この機会に新しい自分のスタートを切りかわりましょう。

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