相手との強固な信頼関係を築く会話術とは?

はい、それではいよいよ最後のステップに突入です。
これまでのステップまで順調に進めば、かなりの度合いで仲良くなれていると思います。
でも、それだけでは完成度でいうとまだ90%です。
相手の心を完全に掴むためには、残りの10%が必要不可欠になってきます。
コレがあるかないかだけで、今後の関係は雲泥の差というくらい変わってきます。
それくらい心の距離はグッと近づきます。

多くの人はこの、あと一歩が足りないのです。
でも、それがクリア出来れば相手に絶対的インパクトを与えることが出来ます。
初対面でたとえどんな相手であっても、必ずその日のうちに打ち解けあうことができるようになります。

初対面のあなたに「そこまで話してくれるの!?」 「こんな秘密まで教えてくれるの!?」くらいのレベルまで、一気に信頼関係を持っていくことさえ可能になってきます。
では、早速その極意をお話していきますね。

まず最初に知っておいてほしい事があります。
それは『人間は感情で生きている』ということです。
これはよく言われている事ですが、大昔から現在まで変わりようのない絶対的な人間の心理です。

人はみな感情で動きます。
感情とは喜んだり、悲しんだりする、言わば“心の動き”です。
人がモノやサービスを買うのも、
「これがあれば今より生活がよくなる、もっと幸せで楽しい毎日が待っている!」
「これさえあれば今の悩みを全て克服できる。このモヤモヤが全て吹っ飛ぶ!」
と喜びをイメージできたり、不安を解決できたりと感情的になるからです。

また映画や漫画、小説を見て、感動するのはなぜだと思いますか?
涙するのはなぜだと思いますか?
「よし、頑張ろう」とやる気がでるのはなぜだと思いますか?

それは、主人公たちの気持ちを一緒に共有できるからです。
もっというと「喜怒哀楽」を共有できるからです。
自分もその物語に気持ちが入り込み、自分も彼らの気持ちが分かるから、「分かるわ~、その気持ち」と共感するのです。「グッ」と心に染みるのです。

そうなんです、人の心が動く時はいつも、感情に訴えられた時なのです。

だからこそ、相手と完全に打ち解けあうには、お互いの感情を共有する必要があるのです。
喜びも不安も悲しみもこれらの度合いが大きければ大きい程良いのです。

もっと簡単に言うと、相手の人生の中で一番楽しかったこと、一番つらかったこと、一番恥ずかしかったこと、一番怒ったことなど、これら全てを共有できれば相手の心をガッチリ掴むことができるのです。
そうすると、「あ、この人なら何でも分かってくれる」
「この人なら何でも話せる」となるのです。

例えば、最高に仲良い親友や恋人、最高に愛し合っている家族。
彼らがずっと仲良くいれるのは、ずっと繋がってこれたのは、これまで人生の「山」も「谷」も全て一緒に乗り越えてきたからなんです。

最高に楽しかった時も、死ぬ程つらかった時もお互いに一緒に共有できたからなんです。
だから分かりあえるのです。
『感情の共有』はそれほど大切な事です。

じゃあ、会話でも同じです。
お互いに深い深い感情を共有さえ出来れば、速攻で心は繋がりあえます。

そしてもっと究極で言うと、実はみんなそれらの自分の感情を理解してほしいのです。
みんな自分という存在を分かって欲しいのです。受け入れてほしいのです。
認めてほしいのです。


だから、「大丈夫だよ」「大変だったね」「苦労したんだね」 「頑張ったんだね」「努力したんだね」
そういう相手を理解してあげる一言が聞きたいのです。

コレ、実は結構必殺の一言だったりします。
こんな一言言われると相手の心はスコーンと打たれます。
むしろ、その一言が聞きたいから人は感情的に話すのです。

例えばあなたがこれから人生初の社会人だったとします。初の営業の仕事です。
働き出して3ヶ月。一生懸命ガムシャラに働くものの全く成果があがらない。
それに比べて会社の同期は日が経つにつれて、どんどん成果をあげていきます。
「自分だけ置いていかれる…」と余計に焦ります。それでもなんとかついていこうとまたガムシャラになって必死で頑張ります。

でも、やっぱり成果があがらずに
「もう自分には無理だ…、こんなに頑張っているのになぜなんだ…」
と諦めかけた時に上司から
「なかなか苦労してるみたいだな~。でも、大丈夫だよ。俺も入ってきた時は全く出来んかったから、お前と一緒よ。でも、今のお前みたいにずっと頑張り続けていたら、ある時からスコーンと出来るようになったわ!おかげでそっからずっとトップセールスよ!笑 大丈夫、俺はちゃんと見てるから、きっとお前も上手くいく!心配するな!」

いかがでしょう?想像してみて下さい。
自分がむちゃくちゃ苦しんでいる時に、こんな一言言われたらもう一瞬でその人のファンになりませんか?ものすごく救われませんか?

コレが本当の意味で、「相手を理解する」という事です。
感情の共有とはこういう事を言います。
そして、実はこの話し、私の体験談だったりします。

「もう限界、もう無理…」という状態の時の、あの言葉だけは未だに忘れません。
「この人にずっと付いていこう!!」「この人だけは分かってくれる!」と思いました。
もちろん今でも、最高に信頼を置ける大先輩としてお互いに良い関係を築けています。


感情の共有ができる深い話とは?

では、感情の共有の大切さを理解して頂けたところで、もっと具体的な部分に入っていこうと思います。

じゃあ一体どういう会話をしていく必要があるかというと、一言で言うと、やっぱり深い話しですね。
普段から、誰にでも話すような浅い会話だけでは、90パーセントのその他大勢の人間と同じです。
当サイトを訪問しているあなたには、残り10%の絶対的信頼のおける特別な人間になって頂きます。

では、「感情の共有」が出来る深い話題とは一体何だと思いますか?

実はこれも大きく分けると3つの話題だけでいいのです。
『仕事』『恋愛』『家族』
他に多くを覚える必要はありません。
たったこれだけです。

なぜなら、ほとんどの場合これらの話題から深い話へ誘導できるし、そういうエピソードはほとんどココから生まれます。
だって人間普通に生活していれば、誰だって一番そういう経験の生まれやすい話題ですし、避けられないのがこの3つの話題だからです。

ここから一番嬉しかった事、つらかった事、楽しかった事、頑張ったことなど感情が生まれる会話を中心にしていけばいいのです。

そして時間軸として、過去、現状、未来3つあります。
ですので、それぞれの引き出し方があります。


なぜなら人間である以上、その時々によって常に悩みは尽きませんし、常に夢や理想をもっているからです。
過去の苦労話しを聞くのもいいですし、現状の不満を聞くのもいいですし、将来の夢や理想を語り合うのも良いということです。

つまり、
『3つの時間軸』×『3つの話題』=感情の共有

という方程式が成り立つのです。
コレが深い話しをしていくための最強の組み合わせです。

その中でも私が特に重要視しているものがあります。
それも結局すべての原因はこの3つの話題から生まれるものですが、
『人間関係の不満』『家族間、恋人間の不満』『会社の不満』『仕事の不満』
など、つまり一言で言うと“愚痴”なのです。

なぜなら、あなたにも経験があると思いますが、人間である以上、必ず悩みや不安があります。
そしてそれに関する愚痴は必ず存在します。
愚痴のない人間なんて存在しません。
いつも楽しそうな人だって、すごい社交的で明るい人だって、成功している人だって本音の部分はどこかで必ず愚痴があります。不満があります。
ただ、あまり見せないだけです。

そして、そういう愚痴って本当はどうしても誰かに言いたいものなのです。
一人で抱えるのってムチャクチャしんどいですし、ストレスがかかるのです。
でも、基本人は孤独です。更に寂しがり屋です。その上、みっともない事ってあまり人に言いたくないものです。

だからこそ、そういう愚痴を聞いてくれた時、言わばマイナスの共有をしてくれた時ってすごく救われると思いません?
「ホッ」としたり、スッキリしたり一気に安心しません?
居心地良く感じませんか?
そうなんです、その瞬間こそが相手にとって、あなたが特別な人に変わる時なんです。

だとすれば、いかにそれらの話題を相手から引き出せるかにかかっています。

繰り返します。
引き出した瞬間が、特別な人に変わる瞬間です。
上辺だけの当たり障りのない浅い会話だけでは、特別な存在になる事は出来ません。

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